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関東vs関西、七味唐辛子

     2007-04-03 : エッセー

 浅草へ行くと、やげんぼりの七味唐辛子をよく買う。ただ、味噌汁に入れたり、漬物にかけたりする程度だからあまり減らない。そんなわけで開封していない袋がたまってたりすることがある。

 浅草のやげんぼり、京都清水寺の七味屋本舗、長野善光寺八幡屋礒五郎の三店が三大七味唐辛子と呼ばれている。歴史的には1625年に浅草のやげんぼりで作られたものが、京都に伝わり、そして長野に伝わっていったと言うことらしい。

 徳川家康が征夷大将軍に任官され、江戸幕府を開いたのが1602年であるから、なかなか由緒正しい商品だ。

 この七味唐辛子、辛味成分であるカプサイシンが体内脂肪を燃やす働きがあると言われている。それならどんどん摂らなくってはと思っていたが、あるある大辞典でカプサイシンとイソフラボンを食べると毛髪まで生えてくると聞けば、七味唐辛子納豆を毎日食べようと思う。

 ところで、関東のやげんぼりは単に辛いだけで、関西の七味屋本舗はマイルドな味だと言われている。関東はしょうゆ味で、関西はかつおやコブだしの香りを大切にした繊細な食文化だからというのだが、帝都の食文化に対する偏見がないだろうか。

 浅草寺におまいりをして、仲見世を歩きながら「ひちみ唐辛子を買っていこう」と言ったら訛っているといわれた。「しちみ唐辛子」だというのだ。それなら質屋はと聞かれて「ひちや」と答えたら隠れ関西だと言われてしまった。脳細胞の中に雑菌が繁殖しているようだ、、、、、、、


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