NYフィルとイーグルス

     2006-11-10 : 映画、舞台

 感性は環境によって変化していくものだと思う。現代の喧騒に身をおくとクラッシック音楽は退屈で子守唄と化する。クラシック大好きという浮世離れした人もままいるようであるが、200年も前の音楽を今、かしこまって聴くのは苦痛という人のほうが正しい感覚ではないか。


 とここまで書いて、オペラシティのNYフィルを聞きに出かけた。大体一年に一回くらい新日フィルを聞きに錦糸町に出かけ、途中何回か居眠りをしてしまう程度のクラッシック経験であるが、チケットをいただいたので出かけた訳である。ロリン・マゼールが登場し最初の音が出た瞬間目が覚めた。


 「オーケストラがひとつの楽器になっている。」の感想に尽きるが、その上個々の楽器が分離して聞こえる。フォルテの中でハープが、クラリネットが聞き取れる。フォルテッシモでも音が割れない。音にとげとげしたところが無いのは最高の楽器と最高の演奏者の組み合わせによるものだと感じた。クラシックの素養は無いので曲の批評はできない。


 音楽ファンでなくとも一流オーケストラを聞いてみて損は無いと大いにお勧めする。出かける前との落差にあきれながら、NYフィルを日本で聞けるとは何たる贅沢と、イーグルスのコンサートより興奮して帰ってきた。もっともコンサート後のレセプションではチェロリストのワイラースタインにサインしてもらってと、ロック並みのはしゃぎようであったが。ちょっとドキッとしたのは二番目のアンコール曲中、第二バイオリンが音を立てて楽譜を落としたときだけであった。

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