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LIFE、最後の休刊

     2007-03-28 : エッセー

 米国で発行されていた写真誌「ライフ」がとうとう休刊になるという。フォトジャーナリズムのさきがけで、35x27cmという大判の誌面の写真には迫力がある。今から40年ほど前、高校生だった私はこの「ライフ」や「ポスト」をよく買った。

 もっとも英語を読む根気は無かったので、写真を見るだけであったが、実はヘミングウェイやサローヤンなど一流の作家も執筆していて、贅沢な週刊誌だったのだ。今読み直すとちょうど黒人の人権運動、公民権運動が盛んになった頃で、セルマ行進など重いテーマの記事も多かったのだが、残念ながら当時の私は小判を手にした猫のようなものであった。

 それでも写真の訴える力は大きく、黒人の貧しい家や、自然を切り裂いて建設される高速道路の写真は、魅力有るGE社の電気製品の広告と際立った対比をしているなとは感じていた。憧れの米国の生活と現実を写真で見せるこれらの週刊誌は、物事の色々な見方を教えてくれた。

 しかしちょうどこの頃テレビが急激に普及し、経営が悪化した結果、1972年に「ライフ」誌は休刊になってしまった。その後月刊誌の体裁でなんとか続けてきたのだが、2000年からは無料週刊誌として新聞折込みの形で発行されてきた。しかし、とうとうこれも2007年4月20日号をもって休刊するとアナウンスされた。

 親会社のタイム・ワーナー社は今後「ライフ」というブランドをインターネット上で活用していくとしている。ロバート・キャパなど1000万点にのぼる写真をインターネット上で公開していくというのだ。

 多かれ少なかれインターネットが「ライフ」の休刊の原因になっていると思うが、そのインターネットでライフ誌が新しく生き返る。皮肉なものだと言う気がしないでもないが、今まで撮りためた写真だけでなく、これからも最前線の写真を公開して行って欲しいものだ。



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