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「壊れた脳 生存する知」と「国境 お構い無し」

     2007-07-13 : エッセー

 三度脳出血に倒れ高次脳機能障害を発症した整形外科医であった山田規畝子さんの著書「壊れた脳 生存する知」。脳の高次な機能に障害を受け、空間の認識が困難になったり、記憶や言語に障害が生じたが、本人の努力、家族や周囲の助けにより、子供を育て医師として働く様子が描かれている。

 この彼女が発声にも障害を起こしたため、文章を構成することにも問題を生じ、会話が困難になった。このときコンピュータのキーボードに慣れていたことが大変助けになったと言う。キーボードを叩く機能は障害を受けなかったので、画面を見ながら自分の考えをまとめていけるというのだ。

 これはいい話だ。キーボードのブラインドタッチは学生時代にやった。ずいぶん昔の話になるが当時電気通信術という単位があり、モールス信号をタイプライターで受信する訓練をうけた。もちろん数字以外はキーボードを見ないようにといわれたので今で言うタッチメソッドだ。

 最近は少し横着して二本指メソッドを導入していたのだが、これからはしっかりとホームポジションに両手をおいて、初心に帰ろうと思う。老後への備えである。

 老後と言えば、海外で晩年を過ごそうと考えている人が多いらしい。私もそんなことを考えないでもない。ある程度英語もわかるので、カナダやニュージーランドもいいなあと思っていたのである。

 ところが上野千鶴子さんの「国境 お構い無し」にこんな話があった。米国の認知症老人の施設にいる日系婦人、在米50年で米国人の夫とずっと英語で暮らしてきたのに、認知症発症以来どんどん英語が抜けていってしまい、日本語しかわからなくなってしまったらしい。

 確かに昔のことは良く覚えているけれど、最近のことはすぐ忘れる。いまさらブラインドタッチをやっても真っ先に忘れると言うことか。残念ながら世の中、うまい話は無いようだ、、、、、


ref:「壊れた脳 生存する知」山田規畝子、講談社 p229
ref:「国境 お構い無し」上野千鶴子、朝日文庫 p192

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