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紅葉はTシャツで

     2006-11-21 : フィクション

 中央高速で枯葉マークをつけたポルシェがすっ飛んでいく。なかなか元気で良いのだが、この年配のドライバーがつけている紅葉マーク、私はあのマークを見るとちょっと寂しくなり、そして老人に失礼だろうと思うような年になった。

 夏の間にたっぷり蓄えた養分を、今金色に変え生を謳歌しているシンボル、素敵じゃないかと言うのは部外者の妄想。秋の次には決して春の来ない冬が来ることを知っている彼らに、紅葉マークをつけて運転しなさいとは何事か。紅葉マークではストレートすぎる。

 ところでこの紅葉だが「日がだんだんと短くなってきた晩秋の夕暮れ、大きな橙色の太陽に力なく照らされている深紅の紅葉」。これはいけない、気分が滅入る。老人にお勧めなのは初秋の紅葉だ。私が紅葉を見に行くのは下界はまだ暑く、空にはまだ入道雲が出ている頃、Tシャツで行くことができれば最高。

 関東周辺で最初に紅葉するのは長野県の麦草峠のそばにある白駒池だと思う。標高2127mの麦草峠は、日本の国道で2番目に標高の高いところだが、道路は整備され、駐車場もあるので簡単に行くことができる。

 紅葉には水がよく合う。ここにはその両方がそろっている。例年10月の第一週に行っていたが、今年2006年は9月30日と10月8日の二回行った。

 9月30日はまだ残暑、暑い暑いと言いながら蓼科のあたり、メルヘン街道を上って行く。大の大人がメルヘン街道を走るというのも一寸恥ずかしい気持ちがするが、山梨にはクリスタルラインとかもある、この名前付け何とかならないもだろうか。

 いつもだと道中の紅葉も楽しめるのだが今年はまだちょっと早そう。今日の白駒池有料駐車場はがらがら。ここでお手洗いを借りて、お弁当を持ってさっそく登る。白駒池まで駐車場から歩いて15分、当然Tシャツででかける。

 ドウダンツツジは真っ赤に紅葉し、満点星5つだったが、残念ながら全体的にはまだ二割程度の木々が紅葉しているだけ。しかし夏の青さの空、力強い雲、シャープな光線、緑から黄色、赤へのグラジュエーション、写真には最高の条件だった。ところがすばらしい作品が撮れるはずが、マクロ設定のまま撮ってしまったピンボケ写真のオンパレード、卒業とは行かない。



 10月8日、普通だったら絶対に行かない。なんたって連休、めちゃくちゃ混むはずだ。しかし、先週が一寸紅葉には早かったのと、いい写真が撮れなかったので、再挑戦。いつもより1時間早く出発。先手必勝のはずが白駒池の駐車場から2km手前、麦草ヒュッテのところまで車がつまって全く動かない。後で聞いたら朝の7時半には白駒池有料駐車場が満車になったらしい。麦草ヒュッテに駐車し歩くことにする。

 今日は全面の紅葉だ。渋谷ほどではないにしても、原宿程度の人ごみの中を、木道に沿って池の周りをめぐる。ドウダンツツジは完全に落葉し、先週の面影はない。人が多すぎてなかなかシャッターチャンスが無いのが残念。池のほとりに三脚を構えてうずくまっているTシャツのカメラマンがいた。先週も来たとのこと。「イヤー、こんなに寒くなるとは、、、」震えているようだ。

 2000メートルを超える山を甘く見てはいけない。Tシャツの上にはウールのシャツ、その上にはセーター、その上にはウインドブレーカーを用意してある。今回はウインドブレーカーまでお世話になったが、お昼は震えながら食べる始末。それでも温かいきのこ汁で体が温まってくると、訳も無く気持ちは前向き全開モード。人生まだまだこれからだと、麦草ヒュッテまで足取り軽く、途中から一寸足がもつれたけれど元気に下山した。

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