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画像情報解析手法

     2007-12-16 : フィクション
 内閣情報調査室は日本の諜報活動を総括している。その中に内閣衛星情報センターという部門があり、米国のエシェロンに対抗し情報の収集および分析を行っている。

 このセンター要員の教育は中野にある施設で行われている。実際に通信を傍受したデーターが画像分析のカリキュラムで使用されているのだがそのうちの一枚がこれだ。
問題写真

 基礎コース前期の資料として使われているこの画像は比較的簡単なもので、特殊な教育を受けていなくても注意力さえあれば民間人でも解読できる。

 分析の基礎は「何である」と「何でない」を識別することから始まる。この写真で言うと「トンネルの中の写真である」というのが「何である」の例である。これは壁の状態、壁に取り付けられた照明の位置および色で明らか。

 この写真の「何でない」としては「日本ではない」がそれにあたる。これは2車線の対面通行のトンネルだが、右側通行をしていることで明らか。

 このような手順で解析を進め可能な場合警察庁、公安調査庁、防衛庁などのデータベースにアクセスしながら写真の撮影された位置、日時を特定する。残念ながら詳しい分析手法について述べることはできないが、解答は下に示してある。

 問題の写真の6秒前に撮影された写真がこれ。黄色い車の前にこちらを向いてとまっている車が問題の車。実は日本でないと言うのは誤った分析で、場所は北陸自動車道の事故現場。追突された反動で問題の車は180度回転している
解答のヒント

 今年の秋は遅くまでずいぶん暖かだったがこの日は突然冷たい雨が降り始め、山沿いではミゾレになった。恐竜博物館を見た後、敦賀から米原まで車で送っていただいたのだが、路面にうっすらと雪が積もり事故を2件目撃することになった。雪道を走るのがますます億劫に成りそうだ。

 

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