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最後の一葉

     2008-04-10 : フィクション
 我が家では代々、男子が生まれると柏の木を、女子が生まれるとソメイヨシノをその子供の守護木として植える習慣がある。叔父夫婦に男ばかり3人続いたあと晴子が生まれた時、それは喜んで、屋敷の南東角の日当たりの良い場所に、ソメイヨシノを植えた。その清楚な花は晴子の成長を見守ってきたし、晴子はソメイヨシノを見るたびに、なにか励まされているような気がした、と言う。ところが60歳を過ぎた時、晴子は急に体調を崩した。そうすると、どうだろう、晴子のソメイヨシノも葉を落とし、花を付けることが無くなってしまった。まるでこの守護木は、自分の生命力を晴子に与え、自分は枯れてしまおうとしているようであった。



 毎年桜のシーズンになると御殿場高原ビールに出かける。今年2008年は4月5日に出かけた。ここは樹齢80年と言われる桜も見事だが、天気がよければ見事な富士山も見ることが出来る。場所は東名高速道路の裾野インターを出てすぐのところにあるので、横浜からでも一時間もかからない。

御殿場高原ビールの敷地内から見た富士山


 花見なのでまず食べ物を用意する必要がある。最近はコンビニなどでもいろいろな花見弁当を売っているので楽になった。今年の弁当はこれ。

浜田屋の花見弁当


 腹ごしらえが終わったら、カメラを片手に敷地内を歩く。ここはクリスマスローズが群生しているのでも有名だ。この花は地味な花であるが、これだけ群生していると、なかなか見ものである。

クリスマスローズの群生


 今年のソメイヨシノは絶妙のタイミングで、つぼみもほとんど無く、満開の状態である。ところがである、どうも花に迫力が無い。去年はまだつぼみも残る8分咲きだったのだが、空が見えないほど折り重なり密集して花が咲いていた。しかし今年は空が透けて見えてしまう。樹に勢がないのである。

満開のソメイヨシノ

 この現象は日本各地で起こっていて、大量にソメイヨシノが枯れているらしい。終戦後、あちこちで植えられたソメイヨシノの樹齢が60年を超し、そろそろ木としての寿命を迎えているのが理由だと言う。計画的に世代交代をしてきた桜の名所は少なく、あと10年もするとお花見の出来る場所は非常に限られてしまうかもしれない。今のうちにお花見に出かけ、ドンちゃん騒ぎをしておくことをお勧めする。

 
 こんなわけで、子供が生まれたときの記念植樹にソメイヨシノはお勧めできない。なにしろ「桜切る馬鹿」と言われるものだからほっておくと、やたらと大木になってしまうし、第一、寿命が人間より短い60年程度では、やはりまずいだろう、、、、、、




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