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仮名と漢字

     2010-09-19 : 科学、技術
 最近漢字を書けない。

 文章を書く場合キーボードを使うのが当たり前になってきたので、手で漢字を書けなくなってきたのである。こんな時代だからそれでも困らないじゃないかと思うかもしれないが、どうもそうではないらしい。

 日本人の死亡原因の多くを占めているのが脳梗塞だ。たとえ軽度な脳梗塞でも後遺症が残ることが多い。その後遺症の中でも失語症という、聞く、話す、読む、書くという動作に障害が残ることが多いのだそうだ。

 失語症のリハビリで非常に興味を引かれるのは、失語症の患者にとって漢字を理解するほうが仮名を理解するより遥に簡単であるというケースが多いということ。

 漢字はそれ自体が意味を持っているが、仮名の場合、頭の中で音に変換し、それから意味に変換することになる。脳の中の情報処理は、仮名を理解するほうが漢字を理解するよりはるかに高度な処理を必要とするのである。そういうわけで、脳梗塞発症直後は漢字による会話が唯一の手段になることが多いらしい。

 こんな話を聞くと少し心配になる。漢字を読むのは今でも衰えは少ないと思うが、漢字を手で書くのは本当に衰えた。キーボードを使えば良いではないかという意見が有るかも知れない。しかし、漢字を音に変換し、さらにローマ字に変換し、それをキーボードに入力するのは、漢字の手書きより何倍も困難なのだろうと思うと、益々心配になる。

 そんなわけで、現時点でも筆談には自信が無いのだから、私の家系に多い失語症を発症したら意思の疎通が困難になる道理。右利きの私だが、左でも書ける様に漢字のトレーニングを始めた。

 鮨、鮪、鮭、赤貝、烏賊、蝦、海松貝、雲丹、穴子、河童巻、出汁巻卵、、、、、、

 覚えることが多くて大変である。




ref:「脳が言葉を取り戻すとき」佐野洋子、加藤正弘 NHKブックス

 本書では、系統的言語訓練の前に家族と行った五十音の練習が、その後の訓練に対しマイナスの効果があったケースを紹介しています。現在身近に失語症の方がおり、少しでも早く失語症を理解したいと言う方にお勧めの図書です。

 

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