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映画、ミックマック

     2011-04-05 : 映画、舞台
 最近の目黒シネマは日本映画が多く、外国のミニシアター系の映画が流れてくるのを待っている私としては出番が少なくなってきた。そこに、ミックマックとリトル・ランボーズの二本立てがやって来た。出かけざる得まい。

 ミックマックはフランス映画。あのアメリの監督の作品だがテイストはだいぶ異なる。

 主人公のバジルは、父親をモロッコの戦場で亡くし施設で成長していくことになる。成人したバジルはビデオショップで働いているが、街中での銃撃戦のとばっちりで頭に銃弾を受けてしまう。銃弾を取り除くと植物人間になってしまうということで、頭に銃弾を残したまま退院したバジルを待っていたのは、職も住居も失ってしまったという現実だった。

 そんな彼を助けてくれたのが、廃品置き場に住み着いている個性的な人たち。彼らの力を借りて、父親を奪った地雷を製造したメーカーと、自分の頭に残っている弾丸の製造メーカーに対し復讐を仕掛けるのである。

ミックマック

 ミックマックはフランス語でいたずらという意味があるらしい。巨大な軍需産業への復讐に銃ではなく、色々な仕掛けをして、、、、、というのがあらすじ。

 この映画、軍需産業への復讐劇だが、殺伐としたところは微塵も無い。フランス映画らしいエスプリが効いていて、笑える小さなエピソードがたくさんちりばめられている。

 詩人のランボーが会話に出てくるが、彼も武器商人だったなどというエピソードもくすっと笑える。そして、二本立てのもう一本がリトル・ランボーズというのも、成る程、駄洒落かと納得したりする。

 美術も、映像も監督としてこんなことをやりたかったのだろうな、という映画に仕上がっている。ちょっとした息抜きにお勧めの映画だ。



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