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冥王星から来たエンジニア

     2007-02-13 : エッセー

 男は火星から、女は金星から来たとすると、エンジニアは冥王星から来たのではないかと思う。団塊の世代が就職をする頃、エンジニアという職業は花形であった。日本の近代化は任せておけという気概をもって、肩で風を切って歩いていたものだ。

 米国の技術を追いかけ、技術開発とは技術改良と同じ意味であった。「そんなもの半分のコストで出来るぜ」と、得意になっていたものだ。

 米国に追いつきはじめると、米国人との接触も当たり前にこなしていた。シリコンバレーで誇り高く自己紹介をする。

I am an engineer, nice to meet you.

 相手がちょっと引くような感じがしたは気のせいだと思っていた。何年かして判ったことが、米国の技術階級社会ではScientist, Engineer,Technicianという序列があること。

 相手の名刺を見るとDr.とあることが多い。そして彼らは自分達をScientistと呼ぶ。

 そんなもの呼び方が違うだけで、君たちがScientistなら我々もScientistである。さあ打ち合わせに入ろう、とやってきた。

 そして今振り返るとまさしく彼らはScientistで我々はEngineerだった。我々は、米国でこんなものを見たぞとプロジェクトを始める。彼らは、

Not invented here.

 冥王星が発見されたのはたしかに科学技術の勝利であった。しかし今では惑星の地位を追われている。冥王星から来たエンジニアも居場所がなくなってきているのだ。

 団塊の世代では数に物言わせ、力ずくで世界に対抗することが出来た。しかし少子化と共にこのやり方は通用しなくなる。理科系大学院の充実と、企業が新卒の博士号保有者を高給で雇用する風土の確立が急がれると思うのだが、さて、、、、、

Photo: http://photojournal.jpl.nasa.gov/browse/PIA00825.jpg

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